シティバンク会長の退職金〜46億円

2008年02月09日 作成

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シティバンクグループのプリンス会長は、7−9月期決算で64億ドルの巨額損失(サブプライムローンの焦げ付き問題)の責任を取って辞任しました。しかしその時の退職金(ストックオプションや年金などを含めて)が4200万ドル=約46億円に登り、批判が集中しました。

シティバンクは、サブプライム問題で2兆円以上(2007年末時点)という巨額の損失を被っている金融機関です。その責任者である会長が、会社の経営が傾いているというときに、巨額の退職金を「もらい逃げ」することは、日本の常識では考えられません。問題を起こせば、政治家や、時には強欲の塊である官僚ですら、退職金を自主返納するのが日本の感覚です。

しかし契約社会であるアメリカでは、就任時に結んだ契約書に沿って、何事も無かったかのように満額の退職金が支払われます。その証拠に、同じくサブプライム問題で多額の損失を出した、メリルリンチ証券のオニール会長も、1億6150万ドル(約180億円)という巨額の退職金を受け取って「もらい逃げ」しています。

サブプライムローンの貸し倒れは、2008年度以降もさらに拡大するのは確実で、シティバンクもメリルリンチも、さらに巨額の損失を被る公算が極めて高いです。そんな中で、責任者が大金をせしめて、のうのうと生きている・・・酷い世の中です。これがアメリカ経済の根幹であり、小泉政権下の日本が目指した「新自由主義」の実体です。

シティバンク会長の退職金〜46億円 作成者:guider : 2008年02月09日 05:37

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