東京(羽田)〜沖縄(那覇)の飛行機とフェリーの料金比較
東京〜沖縄間の交通手段の料金と時間を比較します。言うまでもなく電車や自動車だけでは行けず、必然的に飛行機かフェリーかを利用する選択肢になります。飛行機はエコノミークラス、船は2等客室の料金を基準に比較しました。
2010年春現在、羽田や成田から那覇空港までの航空便で発着枠があるのはスカイマークだけなようで、ジェットスターやスターフライヤーなどの参入はありません。2017年春時点で、羽田発着のLCC(格安航空会社)はスカイマークのみですが、成田ならピーチ・ジェットスター・バニラエアなども就航しています。価格だけなら圧倒的にLCCが安く、JALやANAの正規料金の半額程度で済みます。
そこで、格安航空券予約サイト スカイチケット
なら、ピーチやスカイマークやジェットスターなど全ての航空会社を横断して空席検索〜購入ができるので非常に便利でお勧めです。
東京〜沖縄間の移動手段別料金と所要時間一覧表(2010年5月調査時) |
交通手段 |
片道料金 |
所要時間 |
購入期限 |
備考 |
飛行機
【JAL・ANA】 |
40900円 |
2時間30分 |
当日OK |
羽田〜那覇空港の平時の正規運賃。往復チケットなら36900円。ANAは株主優待券で半額に。 |
格安航空会社
【スカイマーク】 |
17800円〜 |
2時間30分 |
当日OK |
最安13800円〜。格安航空券予約サイト スカイチケット
で検索可能。 |
船・フェリー
【マルエーフェリー】 |
23500円 |
丸3日 |
- |
2等23500円(学割で18800円)
1等だと47000円 |
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一方で客船(フェリー)では、東京の有明から那覇港まで「マルエーフェリー」という会社が就航しています。料金は2等客室で23500円と、JALやANAの正規料金の6割弱で済みます。しかし最大の欠点が、沖縄着まで丸三日かかるという時間の長さです。飛行機なら概ね2時間半ですから、比較にならない差です。船旅を楽しみたい人や、自家用車を持っていく人を除けば、ちょっと厳しいでしょうかね。
なお、鹿児島まで高速道路を乗り継いで、そこから那覇までフェリーで行くという手段も考えられます。鹿児島〜那覇のフェリー料金は14200円なので、高速道路の「休日料金1000円」を活用すれば、かなり安価に移動することも可能でした。ガソリン代や高速料金は人数分で頭割りできるので、サークルなど大人数で自動車に乗り合わせれば、一人当たりではかなり割安になるからです。しかし、高速道路の休日1000円は廃止される見込みですので、残念ながらこの裏技も利かなくなりそうです。
ということで、スカイマークなどの格安航空会社がベストな選択です。JALやANAは「たとえ2時間半で2万円高くても広い席がいい」というお金持ちの選択肢でしょう。レンタカーじゃなく自家用車で沖縄に行きたい場合や、船旅も楽しみたいという人はフェリーもありかもしれません。
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