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返済するお金がない時にどうすればいい?

キャッシングでお金を借りたのに、返済日にお金がないので返せない・・・いう時、どうすればいいでしょう?

まず、絶対にやってはいけないことが、返済するために更に別の消費者金融・カードローン会社からお金を借りることです。これをやってしまうと、根本的に借金の金額が減っていかず、利息だけがどんどん膨らんでしまいます。いわゆる「多重債務」の状態で、非常に高い確率で破滅します。

アコムやレイクなど、初回借入時限定で30日間の無利息期間が付くローンもあります。これら無利息キャッシングを使えば、一時的に凌ぐことはできますが、あくまで1回ポッキリしか使えない方法で、二回目以降や30日を超えると金利が掛かります。30日以内に、確実に全ての借り入れを精算できるお金が手に入る(ボーナスなど)場合のみ有効です。そうでなければ、単に借入先が多くなるだけで、根本的な借金返済には繋がりません。

借金を返すために新たに借金して良いケースは、債務の一本化を行うときだけです。複数の借金を低金利の「おまとめローン」などで一本化して、返済の負担を減らすのです。

もし返済のお金がない人で、まだ借り入れが一社だけという場合は、とにかくそれ以上他の会社からキャッシングしてはいけません!その一社だけの借り入れで、何とか凌ぐように努力して下さい。

売れる資産がある人は、まずは資産を現金化して、返済のお金に宛てましょう。女性の人なら、シャネルやグッチはともかく、ルイ・ヴィトンくらいのブランドなら、鞄や財布などを持っている人も多いはずです。ヴィトン製品なら、質屋に持っていけば(余程ボロボロに使い込んでない限り)少なからずお金になるはずです。腕時計も、質屋で現金化しやすい商品の一つです。携帯電話があれば腕時計を処分しても、生活には全く困らないはずです。

「鞄や腕時計を質に入れても大したお金にならないのでは?」と否定的に思った人も要るでしょう。確かに状態が良くなければ、質草にしても数千円にしかならないかもしれません。しかし、数千円あれば、何日分かの食費に充てることができます。

質屋等を利用して地道に返済するしかない

借金の返済には、節約が不可欠ですが、最も削りやすいのが食費です。しかし人間が生きていく上で、どうしても欠かせないのが食事です。お金がないので困っていると上司や先輩・友人に泣きつけば、一食ぐらいは奢ってもらえるでしょうが、毎日というわけにはいきません。質屋を利用して、数千円でもお金が入れば、1週間分くらいの食費は確保できるので、その分を借金返済に充てられます。

つまり、鞄や時計を質屋に入れるのは、直接の返済資金にする目的ではありません。返済資金はあくまで給料からであり、返済分だけ給料が減って食費が足りなくなる分を、質屋を使って凌ぐのです。

また金目でないような商品、質屋が買い取らない洋服や書籍なども、ネットオークションでなら、買い取ってくれる人が要るかもしれません。とにかく家にあるもので、生活に絶対必要不可欠なもの以外は、質屋やネットオークションで現金に換え、食費に充てて凌ぐようにして下さい。

逆に金目のものでも、自動車を質草にする「車金融」は危険です。車の名義が貴方のまま、犯罪に使われる恐れがあるからです。車が要らないなら、素直に一般の中古車業者に売る方が安全だし高値で売れます。

ローン返済のお金がない時どうすればよいのかというと、何とか生きていく最低限の食費を稼ぎ出しつつ、給料は借金の返済に充てていくしかありません。とにかく、返済のお金がないからと、更にキャッシングをくり返す事だけは避けましょう。

借金で人生を破滅させる人の大半が、借金の返済をさらなる借金で補おうとして、多重債務に陥るというパターンです。多重債務を通り越して闇金に手を出したりしたら、それこそ人生が破滅します。多重債務に陥るくらいなら、さっさと自己破産してやり直す方が何百倍もマシな選択です。


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