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ろうきんカードローンの審査について

借金の金利は低ければ低いほど、借り手にとってはお金を節約できます。そして、日本で最も低金利なカードローンと言われるのは、ろうきん(中央労働金庫)のカードローン「マイプラン」です。このマイプランの金利は、ろうきん会員の人なら最大でも7.075%、一般の人も最大8.475%(2014年10月時点)と、これ以上低い無担保融資は日本中探しても存在しないレベルです。お金がない人や、債務の一本化で返済負担を減らしたい人は、ぜひ審査申し込みしたい会社です。

日本で最も低金利なカードローン

しかし、そんなろうきんカードローンにも、大きなデメリットがあり、それは他でもない、審査についての事です。まず、借り入れ可否の審査に、非常に時間が掛かる点に問題があります。

ろうきんマイプランは、仮審査と本審査の2段階が設けられており、仮審査の結果が出るまでに平均で1週間ほど待たされます。その間、個人の信用調査(勤め先や年収、クレジット履歴など)が行われているようです。そして結果がOKでも、更に本審査があり、もう1週間ほど待たされます。間に祭日が入ると、更に時間が掛かります。

ですから、ろうきんカードローン「マイプラン」でお金を借りれるまでには、平均で2週間は時間が掛かるのです。お金を借りたい人でも、特に急を要する人にとっては、ろうきんの審査期間の長さは大きなデメリットです。審査の長さは、ろうきんの会員でも大差ないそうですから、どうしようもありません。金利が低い分、返済能力を厳密に調べる必要があるのです。よって今すぐ借りたい人は、消費者金融のキャッシングなど、即日審査の結果が出る業者で借りるしか無いでしょう。

審査は民間銀行のカードローンの方が甘い

そして審査自体も厳しく、やはり民間銀行のカードローンの方がはるかに甘いようです。経済学的には、ローンの金利と審査の甘さは、基本的に反比例します。貸し手側の立場になれば理解しやすいですが、審査を甘くすれば返済を延滞するリスクのある客が増え、不良債権が増える事になりますから、必然的に金利を高くしてその分を補わなければ、経営が破綻してしまいます。

中央労働金庫も各地域のろうきんも、基本的に非営利な組織ですが、かといって組織が潰れる訳にはいきません。無担保・保証人無しで、銀行カードローンのおよそ半分の金利で融資するのですから、必然的に貸し手としてのリスクが高くなるので、借り手の審査は厳しくせざるを得なくなるのです。

このような理由から、民間銀行のカードローンの審査に落ちた人が、ろうきんカードローンに申し込んでも、審査に通る可能性はかなり低いと言わざるを得ません。ろうきん会員の人に対しては、多少審査が甘いと言われますが、せいぜい合否のボーダーライン上の人ならOKを出す、といった程度かと思われます。


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