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キャッシングで延滞すると怖い督促電話が来るのか?

キャッシングやカードローンをするのに、抵抗のある人の心配事の一つに、厳しい督促をされるでは?という点があります。結論から言うと、昔は怖い脅し文句を言われる督促電話がありましたが、現在では完全に無くなっています。

まず、支払い期日内に返済を続けていれば、消費者金融から電話が掛かってくることはありません。ご存知のように、キャッシングの返済日はほとんどの金融機関で、月末などの毎月決まった日にするか、35日毎の返済日を設けるか、どちらかになります。この返済期日内に入金していれば、お金を貸している金融機関からすれば何の問題もないですし、そもそもお客さんはお金がないからキャッシングしている訳なので、何ヶ月分も繰り上げて早期に返済してくるなんて、期待していません。

もし、返済期日を過ぎて入金をしていなければ、催促の電話自体は掛かってきます。しかしこの催促電話も、近年では非常に物腰柔らかになっており、一昔前のようなヤ●ザまがいの恫喝や脅し文句を言ってくるなんてことは、ほぼ完全になくなったと言われています。勿論、闇金のように自宅に怖い風貌の人達が押しかけてくるなんてことも、ありません。

かつては大手消費者金融会社でも、闇金並の怖い口調の督促があったのですが、2006年から貸金業規制法が強化され、アイフルが強引な取り立てが理由で金融庁から業務停止処分が下されました。これ以降、消費者金融の督促に金融庁やマスコミの目が厳しくなったことで、各社とも無茶な取り立ては行えなくなりました。

キャッシングの入金督促は物腰柔らかになった

このような理由で、キャッシング会社からの電話も、返済期限を過ぎている場合に限られ、それも「入金が遅れているようですが・・・如何ですか」とか「お早く入金を願います」というように、確認とお願いというような、やんわりとした口調です。

余りにも返済が延滞し続けると、本人の携帯電話だけでなく、自宅や勤め先の会社にも電話が掛けられることがありますが、その際も最初は消費者金融・キャッシング会社という名称は伏せて、掛けられてきます。とにかく消費者金融に対するコンプライアンスが厳しくなっており、キャッシングしていることも重要な個人情報ということで、家族に対してすら簡単にバレないように、伏せて電話されるのが通例です。

無論、督促が物腰柔らかだからといって、それに甘えて返済を延滞し続けるのは良くない行為です。延滞すれば、通常の金利に加えて「遅延損害金」というものが科せられるので、ほとんどの金融機関で金利は20%に上昇します。延滞を続けるほど、余計に返済が苦しくなっていきます。キャッシングは「サラ金」と呼ばれていた20世紀の頃と違い、安心・安全な存在になってきています。しかし、返済の延滞は身を滅ぼすので、督促電話の優しさに甘えず、計画的に返済していくべきです。


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