外貨準備金(外貨準備高)とは

2006年03月21日 作成

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外貨準備高(外貨準備金)とは、名目的には、外国に対しての債務(この場合は外貨建て)の返済に備えて国が保持している準備資金のこと。しかし実際には、外貨準備金は自国通貨の為替レートの安定化を計る「為替介入」を行った際に生じる外貨が原資となっています。

例えば日本の外貨準備金は、為替レートを適度に円安に保つ為に(日本は輸出産業中心なのでその方が有利)政府がしばしばドル買い=円売りの為替介入を行ってきましたが、そのときに買ったアメリカドルが外貨準備金というわけです。つまり外貨準備金は、為替介入によって生まれる副産物といえます。

日本の外貨準備高は約8000億ドルにも及び、ダントツで世界一の金額です。この大部分はアメリカ国債で占められていると言われます。アメリカに対する莫大な貿易黒字の反発を(アメリカ政府から)受けているため、見返りとして米国国債を買い受ける事で米国経済の下支えを行い、貿易摩擦の批判を弱めようとしているのです。

しかし近年では中国が、急激な経済発展とともに、外貨準備高を急激に伸ばしています。2004年4月の段階では、すでに世界第二位=約4600億ドルを保持していたが、2005年6月には7000億ドルを突破した模様です。

中国の外貨準備高が急増していたのも、人民元のレート固定(安定化)を中国政府が行っていた為です。人民元の通貨バスケット制導入が決まり、今後は変動相場制へと移行していくと思われますが、中国政府はこれを好んではいない為(現在の元安レートの方が中国は得だから)、当面は中国の外貨準備高も高止まりし続けると予想されます。

※追記:2007年度に中国の外貨準備高は推定で1兆ドルを越え、日本を抜いて世界一になりました。

外貨準備金(外貨準備高)について 作成者:guider : 2006年03月21日 21:45

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