ヘッジファンドとは

2006年05月03日 作成

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ヘッジファンド【経済用語】

ヘッジファンドとは、私的な募集によって資産家から資金を集めて運用する、投資信託の一種。アメリカでは、政府の認可を受けた公募の投資信託以外のものを、ヘッジファンドと呼ぶようです。

顧客から資金を集めて為替市場や株式市場や先物市場で売買・運用する点では、投資信託などと同様です。ヘッジファンドが一般の投資信託と異なるのは、一部のセレブ・資産家だけを顧客にし、より効率よく運用資金を集めている点です。一般的にヘッジファンドの預かり金は、最低1億円以上が相場ですから、一般庶民には無縁の世界で、高慢だと忌み嫌われている理由の一つです。

またヘッジファンドが嫌われるもう一つの原因は、完全に投機(金儲け)だけを目的として株式や通貨等を売買する為に、しばしば大きな混乱をもたらし、売買された会社や他の株主に悪影響を及ぼすからです。元々金額が大きいのに加えてレバレッジ(信用売買)を掛けて運用額をさらに大きくするうえに、空売りを多用したり、意図的に値段を吊り上げるような売買をする(これを仕手筋と呼びます)など、正規のファンドや一般の投資信託よりも強引な手法を用いるのです。

有名どころでは、1992年の欧州通貨危機時や1997年のアジア通貨危機なども、各国の金利差などに目を付けたヘッジファンドが、短期間に大量の資金を動かしたことが原因と言われています。

世界の有名なヘッジファンドとして、まず筆頭として「クオンタムファンド」を率いるジョージ・ソロス氏が挙げられます。前出の欧州通貨危機時に、総額1兆円以上にも及ぶイギリス・ポンドの空売りを行い、約2000億円と言われる利益を上げました。イギリスが欧州通貨統合(ユーロ)から脱退したのも、このジョージ・ソロスの行動が一因となっています。

また投資の神様として崇められ、ヘッジファンドとは一線を画すといわれていた、かのウォーレン・バフェット氏も、今では様々な隠れ蓑を使ってヘッジファンドを運用しているらしい・・・。
http://japan.internet.com/column/finanews/20040818/7.html

日本では2005年度長者番付一位に輝いた「タワー投資顧問」の部長(運営者ではなく一社員だそうです)清原達郎氏や、阪神電鉄株買収で今をときめく?「M&Aコンサルティング(通称村上ファンド)」社長の村上世彰(よしあき)氏などが、有名ファンドマネージャーです。
仕手筋とヘッジファンド

ヘッジファンドについて 作成者:guider : 2006年05月03日 04:25

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