利息制限法とは

2007年11月20日 作成

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利息制限法とは、貸金業者の利息について定めた法律で、元本10万円未満の利息は年利20%、10万円以上100万円未満は年利18%、100万円以上は年利15%までに、と制限されています。しかし利息制限法は仮に破っても罰則が無かった為に、2007年以前は消費者金融が利息制限法以上の利息でお金を貸し出している現状がありました。

消費者金融では、出資法(年利29.2%を超える利息で金貸し業を営む事を禁止している法律)を上限としていました。貸金業界には、出資法と利息制限法という「ダブルスタンダード」が長年にわたって放置され、利息制限法以上〜出資法未満の利息はグレーゾーン金利などとも呼ばれていました。

しかし法改正によって出資法は廃止され、利息制限法で定められた年利20%が貸金業における最大利息となりました。2007年春以降は、消費者金融各社もこの法改正に乗っ取り、グレーゾーンを利用していた上限金利29.2%から、利息制限法の20%以下に差し替えました。

但しこれが多重債務者の救済策となるかは、全くの別問題です。上限金利を下げることは、消費者金融にとってはリスクに見合う利益を得にくくなるため、貸し出し基準が厳しくなり、これまで借りれていた人が借りれなくなるケースも増える為です。多重債務者やヤミ金被害者の救済には、利息制限法の改正ではなく、別の形でセーフティーネットを設ける必要がありそうです。

また上限金利分を超えた分の返還請求(過払い返還請求)が可能になるなど、法整備は進んでいますが、様々な問題点も指摘されています。より詳しい解説を利息制限法と消費者金融のコーナーにて設けましたので、そちらも併せてご覧下さい。

利息制限法について 作成者:guider : 2007年11月20日 21:57

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コメント

出資法と利息制限法の改正〜消費者禁輸のグレーゾーン金利を図説。

投稿者 acbb : 2007年11月20日 22:22

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