MSCIコクサイとは

2008年03月27日 作成

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MSCIコクサイとは、アメリカのモルガンスタンレー証券が設定する、世界の先進国(日本を除く)の株式指数に連動するポジションを取る、インデックス型の投資信託のこと。日本の証券会社が海外株式の投資信託、特にインデックス型の投資信託を設定する際に、ベンチマーク(利益目標)としてMSCIコクサイが用いられることが多いです。

日本を除く先進国22カ国の上場企業で構成されており、日本を含めた分は「MSCIワールド・インデックス」と呼ばれ、日本以外の国ではこちらが世界標準のインデックスファンドです。

DC(確定拠出年金)の外国株部門では、多くの金融機関がMSCIコクサイと類似するポジションを持つインデックス型ファンドが設定されています。インデックスファンドは、コスト(信託報酬)が割安なのが特長で、DC専用の外国株インデックスファンドは、信託報酬が0.2%台という格安の金融機関もあります(一般向けに販売される場合には0.5%位から)。

しかしMSCIコクサイにも問題点があります。このファンドは世界各国の時価総額に比例したポジションを取るので、アメリカ株が全体の半分以上を占めてしまいます。そのため、2007年後半からのサブプライム問題のあおりをもろに受け、基準価格が大きく下落しています。

またMSCIコクサイは、あくまで世界の先進国が対象であり、中国・インドなどのBRICs諸国、新興国が含まれないことも弱点です。2007年末時点で、BRICsなど新興国市場は、世界の株式時価総額の4分の1位まで膨れ上がっており、今後さらに大きくなることは確実です。そのためMSCIコクサイが、外国株ファンドのベンチマークとして、必ずしも適切とはいえなくなってきているのです。

MSCIコクサイについて 作成者:guider : 2008年03月27日 04:29

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