フリッパーとは

2008年10月26日 作成

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フリッパーとは、転売目的でマンションや土地などを購入する不動産投資家のこと。

同じ不動産投資家でも、いわゆるサラリーマン大家が家賃収入を目的とした長期投資家であるのに対し、フリッパーは不動産を安く購入して後に高く売る事でキャピタルゲイン(利ざや)を得る事を目的としており、単に転売だけを目的とした投機筋だといえます。

つまり純粋に家が欲しい人にとっても、また不動産業界にとっても、フリッパーは単にマージンを中抜きしていくけの存在なので、健全な不動産市場にとってマイナスな存在だといえます。不動産投資の第一人者であるロバート・キヨサキも、フリッパーに対して否定的な発言を繰り返しています。

2000年以降の米国市場では、ITバブルの崩壊によって株式市場から資金が流出したことや、超低金利政策が長く続いたことによる「金余り」状態が続いた事により、不動産市場がバブル化し、数多くのフリッパーが市場を席巻しました。数年に渡り、米国の不動産価格は上昇し続けたので、投機筋だけでなく一般庶民までもが、値上がりを期待して2戸目の住宅を購入する(しかも一戸目・つまり実家を担保にして借金をして)など、異常な状況が続きました。この辺は、80年代後半の日本の土地バブル期に見られたのとと全く同じ状況です。

しかし2007年にサブプライム問題が表面化し、アメリカの不動産価格は暴落、フリッパー達の多くが巨額の損失を抱えて市場から退場する羽目に陥ったようです。フリッパーが破産するのは市場の健全化を促す意味で良い事だとも考えられますが、問題は気軽に住宅を買ってしまったアメリカの一般国民までもが、自己破産が相次いでいる事です。今までの世界経済は、アメリカ国民の旺盛な消費によって支えられていたので、彼らの消費が減少する事は世界経済に深刻なダメージを与えると懸念されています。

フリッパーについて 作成者:guider : 2008年10月26日 04:14

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