インフォーマルエコノミーとは

2011年01月19日 作成

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インフォーマルエコノミー【名詞】

インフォーマルエコノミーとは、その国の政府など公の機関が把握していない、闇の経済活動のこと。地下経済とほぼ同義語です。マフィアや風俗産業のようなアングラから、道端の露天商や靴磨きに至るまで様々で、要は徴税機関が把握し切れていないビジネス全てになります。

必然的に、先進国よりも発展途上国の方が、インフォーマルエコノミーの割合が大きくなります。先進国・OECD加盟国では対GDP比10%前後ですが、途上国では30%程度にのぼると見られています。また労働人口の観点では、世界の80%がインフォーマルエコノミーで生計を立てているという推計もあります。

途上国では小規模ビジネスに関して、売上や経費を把握するルールが存在していなかったり、そもそも所得が低いので税金を取りに回る価値がないことから、貧困層はほぼ全てインフォーマルエコノミーとなります。銀行決済や領収書なんてものが無い世界ですし、日々の収入はその日の食費に消えていくような貧困層では、税金の取り立てようが無いのです。しかし税金は取られなくとも、商売する上で警察や役人への賄賂が常習化している場合が多いので、彼らの経済的負担は決して軽いという訳ではもありません。

なお日本の地下経済の規模は20兆円程度と推測されており、これは対GDP比で4%程度となります。

インフォーマルエコノミーについて 作成者:guider : 2011年01月19日 01:12

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